Jetson Nanoで物体認識のデモプログラムを動作させてみたいと思います。
NVIDIAから“Hello AI World”というデモプログラムが提供されています。これは、Jetsonプラットフォーム上で動作する、 TensorRTを用いたニューラルネットワークのデモプログラムです。
今回はこの中のdetectnetを使って、画像から物体を認識するデモを動作させてみたいと思います。
Hello AI World
https://github.com/dusty-nv/jetson-inference
のSystem Setupに従って、各種インストール作業を行っていきます。
JetPackのインストール
チュートリアル通りにJetsonNanoを立ち上げていれば、Jetpackはインストールされているはずです。
https://developer.nvidia.com/embedded/learn/get-started-jetson-nano-devkit
jetson-inferenceのインストール
- git、cmakeがインストールされていない場合はインストール。
- gitのjetson-inferenceのリポジトリをクローン。
- python3環境のインストール。
- cmakeでjetson-inferenceの設定。
- 学習済みのモデルのダウンロード
私は、大容量のSDを使っているので、容量を気にせず多くのモデルを選択してダウンロードしました。ssd_mobilenet_v2があれば、detectnetはデフォルト動作すると思いますが・・・。 - Pytorchのインストールです。
PyTorchもデモには不要ですが、転移学習も試してみたいのでインストールしました。
7. 最後に、jetson-inferencのmake&installをして、ライブラリ、C++のPython拡張、サンプルコードのインストールが完了します。
全て、記載されているコマンドを入力していけば、問題なくインストールすることができたようです。
「Pythonと機械学習であそぼう(Jetson nano でデモプログラム”Hello AI World”を動かそう)」への1件のフィードバック
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